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自然と共生する道探す 賀来飛霞の動植物図展 29日まで 合同 2003.6.5
江戸末期から明治にかけて活躍した本草学者の賀来飛霞(ひか)が、研究のために写生した動植物図と、飛霞の著書を公開する「自然をみつめる―賀来飛霞の動植物図」展が、大分市歴史資料館(市内国分)で開かれている。二十九日まで。
飛霞は一八一六(文化十三)年、現在の豊後高田市に生まれた。本草学(薬用となる植物や動物、鉱物を研究する学問)の道を歩み、多くの著書も残した。
展示している動植物図は三十六点。葉脈や羽の一筋まで細かく描写。花に誘われるチョウや蚊を描いた花虫図、さまざまな角度から観察したトンボ図など、自然を科学的にとらえている。
著書は「救荒植物集説」。凶作に備えて、食べることができる植物と調理法を記した歴史資料。人々が自然とともに暮らしていた当時の状況がうかがえる。
「飛霞は自然を鋭く観察することで、自然と共生する道を探していた。作品の一つ一つにその思いが表れている」と資料館の竹富雅宣主査。
開館は午前九時から午後五時まで。入館料は大人二百円、高校生百円、小学生は無料。月曜日と祝日の翌日は休館。問い合わせは資料館(TEL097・549・0880)。
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